(↑’05 山梨リニア実験線・リニア見学センター展望台にて)
リニア新幹線に関する小さな記事を見つけました。
まずは、この
WEB記事をご覧下さい。
長野県の知事さんは、あくまで諏訪を通る「Bルート」を主張していますね~。(^.^;
昨年のJR東海のルート案提示から、長野県の知事さんは「Bルート」を誇示してきました。
中央リニア新幹線は、「国家プロジェクト」だと思います。
リニア中央新幹線は日本の大動脈になる高速鉄道です。
果たして、長野県知事の主張する「Bルート」が、日本の国益のためになるのか、疑問が多く残ります。
中央リニア新幹線は、現計画では、東京~名古屋間の建設に着手。
ゆくゆくは、大阪まで延長する予定となっています。
現状、東京~名古屋間建設でA~Cの3ルートが示されています。
3ルート案は
★こちら★からどうぞ。
JR東海は東京~名古屋間を直線で結ぶ「Cルート」で着工したいようです。
中央リニア新幹線は、「東京~名古屋間を最短(時間&距離)で結ぶ」というのがコンセプトにあると思います。
そうなると、Cルートが最有力になるワケで・・・。
長野県の知事さんには、『Bルート建設のメリット』を国益から見た視点で納得のいく説明を聞きたいですね。
(どうも、この知事さんは“Bルートありき”の姿勢を崩していないようで・・・。)
↑現在、新宿~松本間には、JR中央線の特急「スーパーあずさ」が運行しています。(JR甲府駅にて)
新宿~松本が最短で2時間26分です。
松本の手前、諏訪のすぐ近くの茅野までなら1時間59分です。
この時間で移動できるのを善しとするのか否か・・・。
リニアが開通することで、地域経済が活性化するのか衰退するのか・・・。
観光客が増えて地域経済が活性化するという見方もありますが、東京・名古屋に近くなることで、逆に日帰り客が増加してしまい、宿泊・食事が減ることで客単価の減少が考えられます。
そして、「買い物は東京で!」という地元の人が増え(今でも、松本や諏訪の方々は買い物で東京へ行かれていますが・・・。)、逆に地元での商品購買やレジャーが減少したり、地元の人が大都市へ学校や職を求めて人口が流出してしまう、いわゆる“ストロー効果”によって地域経済が衰退する可能性もあります。
便利になるというのは、諸刃の剣ということですね。
建設費はJR東海が、丸抱えの自前で工面するそうなので、JR東海の方針に沿う形(Cルート)になると私は予想していますが・・・(^.^)
しばらく、長野県とJR東海の小競り合いは続きそうです。(^.^;
↑リニア試乗会で、実際にリニアに乗車したときの車内の模様です。(’05 山梨リニア実験線にて)
地上を走る乗り物では最速の時速550/kmを体験しました。(^.^)
ほとんどがトンネルの中で、外の景色を楽しむ余裕はありませ~ん。(^_^;)