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2008年09月29日

『大阪港立ち入り禁止問題 その4 VOICE・憤マン本舗』

今日の夕方、毎日放送「VOICE」の「憤マン本舗」のコーナーで、大阪港立ち入り禁止措置が取り上げられていました。

ここ最近、関西ローカルのTV番組でよく取り上げられています。


今回も、現場で釣りをしている人にインタビューしています。
紹介されていた意見としては、全員が立ち入り禁止措置に反対を訴えていました。


ただ、ある釣り人の意見・・・。


「働いて税金を納めているんやから、港で釣りをさせてくれるぐらい良いのではないか。」
(↑大まかな概要です。)


ん~・・・この意見には、どうも違和感を感じてしまいますね~。

港湾施設で釣りをすることと、納税(=港湾施設使用料と、この釣り人は解釈しているようです。)をリンクさせることは、どうも視点がズレているように思いますが・・・。

釣りをするために港湾施設があるのではなく、港湾施設には本来の使用目的があります。
(まあ、どうにも使用してなさそうな、ペンペン草が生えているような岸壁もありますが・・・。)

港湾施設で釣りをするというのは、港湾施設にとって二次的、三次的な副産物であるということを考えていないようです。

納税しているのだから公共施設を使わせろ・・・というのは、どうも私には合わない考えですね。


大阪港の釣りポイントを映すと、ゴミがいたるところに捨てられています。

エサ袋、仕掛け、ペットボトル、空き缶、折れた竿まで・・・。

釣り禁止区域で釣りをしている釣り人にVOICEスタッフがインタビューすると、マヌケなオトボケ返答をする痛い釣り人・・・。

これでは、釣り人が「大阪港立ち入り禁止反対」の主張を他の一般市民に対して理解を求めても、説得力に欠けてしまいます。



大釣協(大阪府釣り団体協議会)のこの件に関する会合では、大阪市港湾局との話し合いの場を持つこと。
釣り人にはマナー向上やライフジャケット着用などの安全対策を釣り人自らが取るようにするなどのガイドラインを作成しているようです。

平松大阪市長もインタビューでは、「それぞれが納得できる形で決めたい」とおっしゃられているので、大阪市港湾局と釣り愛好家の間で、何らかの接点は設けられると思います。

今回の大阪港立ち入り禁止措置は、議会の承認は必要なく、大阪市港湾局のサジ加減ひとつで決まる問題のようです。
何とか話し合いで良き解決の方向へ向かってもらいたいものです。


大阪港立ち入り禁止に関する大阪市港湾局への意見公募は、1300通寄せられたそうですね。
さて、この意見書、大阪市港湾局がどれだけ釣り人の思いを汲み取ってくれるのでしょうか・・・。

結果は早くて11月には出るようです。
行政と釣り人との間で、きっちりとしたガイドラインを設ける必要はあるでしょうね。





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