2009年08月17日
『イカ&タイ釣り in 熊本・天草 2009夏』

先週、1週間、オヤジ殿の故郷、熊本県天草(あまくさ)へ帰省しておりました。
昨年と同様、船で出船して、イカ&タイ釣りでございます。
前日、神戸からフェリーで北九州・新門司港へ到着。
陸路、北九州~福岡~熊本~天草と車を運転しての翌日、早朝・・・。
ちょいと疲れを引きずっていますが、魚釣りを楽しみにしている息子のため、体にムチ打っての出船です。(;´Д`A ```
親類の船長さん&助手、私と息子の計4人で出発。

↑AM5:30。早朝の海へ、いざ出陣!!(^.^)
まずは、イカ釣りから。
今、釣れているイカは、赤イカやマイカと呼ばれる「ケンサキイカ」です。

↑糸巻きの仕掛け・・・ということは、竿は使わない“一本釣り(手釣り)”です。
イカ釣りの仕掛けには、定番の『スッテ』と呼ばれるプラスチック製の擬似餌を使って釣ります。
スッテが3つ付いた仕掛けです。
仕掛けを底まで沈めて、着底したら仕掛けをゆっくり上下させて、イカが抱き付くのを待ちます。
フワフワと水中に漂うスッテにエサと勘違いしてイカが抱きついてくる・・・という釣り方です。
そして、仕掛けを上下させている手に重みを感じたら、ひたすら糸をたぐります。
竿を使った釣りに慣れている私には、結構、重労働な釣りですね。(^^;;)
イカは他の魚のように、ピクピク、グイグイのような明確なアタリがありませんので、イカがスッテを抱いているか否かの判断がなかなか難しいです。(?_?)
オモリの重さを体で覚えて、それに比べて重いのかどうか・・・ジワ~ッとした重さを感じられるかどうかが肝ですね~。
ここ数日、イカは好調のようで数が釣れているようです。
前日は、船長1人で35杯釣っているそうで・・・(^∇^)
上下させている私の手に重みが・・・。
ゆっくり&一定のペースで糸をたぐります。
スッテの針には、“かえし”がないので、あまりガックン・ガックンとたぐると、針からイカが外れてしまうために、一定ペースのたぐりを心掛けなければなりません。

↑イカが釣れました。(ピントが合っていないのは、ご容赦を・・・m(_ _)m)
イカは調子良く釣れ続き、2連、3連と釣れてくれます。
写真を撮るヒマもないほどのイカ・ラッシュ!
写真を撮るどころか、イカの吐く墨ボンバーの餌食となり、私の服はイカスミだらけ・・・(;´Д`A ```

↑中間の釣果です。
かなりのイカが釣れています。(^_^)v
胴長20cm前後をメインに、ときどき30cm近くある良型も釣れてきます。
イカ釣り終盤、船長に胴長42cmの特大ケンサキイカが釣れて、イカ釣りは終了。
お次は、タイ釣りです。

↑仕掛けは、胴付き仕掛けの2本針仕様。
エサは活きエビを使います。
仕掛けを投入し、オモリが底に着底したら、すかさず底を切り、半ヒロほど仕掛けを浮かした状態で仕掛けをゆっくり上下させて、誘いをかけます。
仕掛けを底に着底させたままにしていると、『ガラカブ』(天草では、広くガラカブと呼ばれていますが、九州では一般にアラカブ。関西ではガシラと呼ばれるカサゴのことです。)が釣れてしまいます。
まあ、カサゴも高級魚ですが、やはりマダイ狙いですので、マダイ優先ということで・・・(^∇^)
私の手に、ピクピクと魚信が伝わってきました!(◎_◎;)
サッ!と糸を引き、アワセを入れて糸をたぐります。
たぐる糸に重さを感じながら海を覗き込むと、白い魚体が・・・。

↑小ダイが釣れました。f(^^;)
(息子はタモすくい係りとして、タイをすくってくれました。)
マダイにしては、まだまだ子供。小さいですね~。
この後、さらにマダイを狙いますが、なかなかマダイが釣れません・・・。

↑体長20cm強の良型ガラカブも釣れてくれて、退屈はしませんでした。(^.^;
小ダイを少ないながらも追加して、マダイを5匹釣ったところでタイ釣りも終了。
体長30cm前後が中心でしたので、“塩焼きサイズ”でございます。f(^^;)
AM11:30に帰港しました。

↑イカの釣果の一部です。結局、イカは合計40杯ほど釣れました。(^.^)
私の釣果は、10杯でした。
(引き上げていないイカは漁協や近くの民宿に卸したり、船のイケスに生かしておいて、夕方、夕飯のオカズとして、再び取りに来ます。)

↑低調ながら、マダイ(一部のマダイもイケスに生かしておきます。)にガラカブの釣果。

↑早速、イカは刺身になって昼食に・・・(^^*)
イカの身のモッチリ&甘みがサイコーでした。(#^.^#)

↑船長の釣った胴長42cmのケンサキイカ。
重量は1.2kgとケンサキイカにしては、ビッグサイズでした。
さすが船長!(^.^)
息子は、タモ係りとして船の上を縦横無尽・・・(^.^;
イカスミを浴びながらも、イカやタイをすくってくれて活躍してくれました。
ウチの息子は船酔いを全くせずに、船上で握り飯をバクバクと食べる頼もしさ。
船長さんに、「おじちゃんのように、漁師になれ!」とスカウトされてしまいました。(^∇^)
次の機会には、タイ釣りあたりをさせてやろうと思います。(^.^)
2008年08月22日
『イカ&タイ釣り in 熊本・天草 vol.2』
昨日に引き続き、またまた船釣りの話題をアップです。
内容的には、あまり変わりありませんけど・・・ヾ( ̄p ̄)コッソリ
船釣りをいたくお気に入りになったウチの息子・・・(^.^;
前夜、どうしても釣りに行きたいと言うもので、前日に引き続き、再びイカ&タイ釣りに行きました。
2日連続のAM5:00起きはキツイ・・・(>_<)

↑本日も天気は申し分ナシ!(^.^)
イカ釣りポイントに到着し、一本釣り開始です。
昨日、酷使した腕のダルさを我慢しながら、着底後に仕掛けをひたすら上下に動かします。
今日は潮の具合が悪く、イカからの音沙汰が全くありません。
イカ釣りの名手、船長でさえアタリが全くナシ・・・。
ポイントを何箇所か移動しますが、結局、イカは釣れず終了・・・(T_T)
気合いを入れ直し、タイ釣りに賭けます。

↑エサは活けエビです。
仕掛けを投入し、着底と同時にアタリ!(^.^)
アワセを入れ、糸をたぐり寄せると・・・。

↑やっぱり、本日もガラカブ(カサゴ)の洗礼・・・(^_^;)
今日は、何とかマダイを釣りたいので、着底と同時に仕掛けの底を切って、ガラカブを釣らないよう努めます。
やはり潮が悪いのかイカ同様、マダイがなかなか釣れません。
う~ん、厳しい状況です。
タモを持って、今か今かと待ち受ける息子も、かなり退屈している様子・・・(^.^;
ん!? 私の人差し指にコツコツとアタリが伝わってきました!w(゚o゚)w
サッ!と糸を引いてアワセ、たぐり寄せ開始!
適度な重みを感じながら、魚が現れるのを待ちます。
お~、このピンク色の魚体は・・・(^_^)v
息子がタモですくってくれました。

↑ようやくマダイが釣れました!(^.^)
30cmほどの塩焼きサイズですが・・・(^.^;
マダイが来ると嬉しいものですね~。
これで、お昼はタイの塩焼きで決定です。(^.^)
この後、ガラカブ、マダイ、ブダイがポツポツ釣れて釣り終了です。
今回の釣果は、イカはボウズ。マダイ5尾。ガラカブ12尾。ブダイ2尾という結果に終わりました。
船長曰く、「一本釣りは、魚のアタリ方に合わせて、手でアワセの対応をできるところがよか~。」とのことです。
イカ釣りなどではよくあることですが、スッテを下から抱きついてくる、いわゆる“食い上げアタリ”が手釣りではよく分かります。
(あっ・・・私は分かりませんけど・・・f(^^;))
指に掛ける糸がフッ!と軽くなる瞬間ですね。
この場合、糸が弛んでいるので、瞬時に糸フケを取ってアワセます。
竿のイカ釣りでは、どうしても“向こうアワセ(自然にイカがハリに掛かってくれること。)”になることが多いのですが、手釣りでは竿釣りでは対処できないアタリでもモノにできるところが良いのだそうです。
漁師は魚やイカをたくさん釣り上げなければ収入が減ってしまうので、少ないチャンスを生かすには、竿釣りよりも手釣りに分があるということですね。
漁師ならでわの見方です。(^.^)
船長は、糸の重みや引き方で魚種が分かるそうです。
イカ釣りなら、グングン引く場合は触腕だけがカンナに掛かっている状態。
ジワ~ッと重みを感じる場合は、完全にスッテを抱き込んでいる状態。
また、その引きの重さ加減でイカの大きさ、数を言い当てますよ。(^-^)
グングン引く状態(=触腕掛かり)では、イカが海面に出てくる前にタモを用意しています。
このあたりの段取りの良さは、さすが漁師!
一般のアングラーでも、狭い船上での無駄のない動きは参考になると思いますね。
息子もタモすくい、エサ(エビ)運搬と活躍してくれ、釣りの雰囲気を満喫したようです。
船釣りの面白さを発見したようで、来年以降、天草の海へ来るのが楽しみになりそうです。

↑天草の海の透明度は、本当に素晴らしいです。
アオリイカのエギングスポットとしても天草は有名ですね。
いつかはエギングでデカイカを“いわして”やりたい心境です。(^.^)
内容的には、あまり変わりありませんけど・・・ヾ( ̄p ̄)コッソリ
船釣りをいたくお気に入りになったウチの息子・・・(^.^;
前夜、どうしても釣りに行きたいと言うもので、前日に引き続き、再びイカ&タイ釣りに行きました。
2日連続のAM5:00起きはキツイ・・・(>_<)

↑本日も天気は申し分ナシ!(^.^)
イカ釣りポイントに到着し、一本釣り開始です。
昨日、酷使した腕のダルさを我慢しながら、着底後に仕掛けをひたすら上下に動かします。
今日は潮の具合が悪く、イカからの音沙汰が全くありません。
イカ釣りの名手、船長でさえアタリが全くナシ・・・。
ポイントを何箇所か移動しますが、結局、イカは釣れず終了・・・(T_T)
気合いを入れ直し、タイ釣りに賭けます。

↑エサは活けエビです。
仕掛けを投入し、着底と同時にアタリ!(^.^)
アワセを入れ、糸をたぐり寄せると・・・。

↑やっぱり、本日もガラカブ(カサゴ)の洗礼・・・(^_^;)
今日は、何とかマダイを釣りたいので、着底と同時に仕掛けの底を切って、ガラカブを釣らないよう努めます。
やはり潮が悪いのかイカ同様、マダイがなかなか釣れません。
う~ん、厳しい状況です。
タモを持って、今か今かと待ち受ける息子も、かなり退屈している様子・・・(^.^;
ん!? 私の人差し指にコツコツとアタリが伝わってきました!w(゚o゚)w
サッ!と糸を引いてアワセ、たぐり寄せ開始!
適度な重みを感じながら、魚が現れるのを待ちます。
お~、このピンク色の魚体は・・・(^_^)v
息子がタモですくってくれました。

↑ようやくマダイが釣れました!(^.^)
30cmほどの塩焼きサイズですが・・・(^.^;
マダイが来ると嬉しいものですね~。
これで、お昼はタイの塩焼きで決定です。(^.^)
この後、ガラカブ、マダイ、ブダイがポツポツ釣れて釣り終了です。
今回の釣果は、イカはボウズ。マダイ5尾。ガラカブ12尾。ブダイ2尾という結果に終わりました。
船長曰く、「一本釣りは、魚のアタリ方に合わせて、手でアワセの対応をできるところがよか~。」とのことです。
イカ釣りなどではよくあることですが、スッテを下から抱きついてくる、いわゆる“食い上げアタリ”が手釣りではよく分かります。
(あっ・・・私は分かりませんけど・・・f(^^;))
指に掛ける糸がフッ!と軽くなる瞬間ですね。
この場合、糸が弛んでいるので、瞬時に糸フケを取ってアワセます。
竿のイカ釣りでは、どうしても“向こうアワセ(自然にイカがハリに掛かってくれること。)”になることが多いのですが、手釣りでは竿釣りでは対処できないアタリでもモノにできるところが良いのだそうです。
漁師は魚やイカをたくさん釣り上げなければ収入が減ってしまうので、少ないチャンスを生かすには、竿釣りよりも手釣りに分があるということですね。
漁師ならでわの見方です。(^.^)
船長は、糸の重みや引き方で魚種が分かるそうです。
イカ釣りなら、グングン引く場合は触腕だけがカンナに掛かっている状態。
ジワ~ッと重みを感じる場合は、完全にスッテを抱き込んでいる状態。
また、その引きの重さ加減でイカの大きさ、数を言い当てますよ。(^-^)
グングン引く状態(=触腕掛かり)では、イカが海面に出てくる前にタモを用意しています。
このあたりの段取りの良さは、さすが漁師!
一般のアングラーでも、狭い船上での無駄のない動きは参考になると思いますね。
息子もタモすくい、エサ(エビ)運搬と活躍してくれ、釣りの雰囲気を満喫したようです。
船釣りの面白さを発見したようで、来年以降、天草の海へ来るのが楽しみになりそうです。

↑天草の海の透明度は、本当に素晴らしいです。
アオリイカのエギングスポットとしても天草は有名ですね。
いつかはエギングでデカイカを“いわして”やりたい心境です。(^.^)
2008年08月21日
『イカ&タイ釣り in 熊本・天草 vol.1』
早速、ナチュラムBLOGで初の釣行紀を書いてみました。
お盆休みの帰省を利用して、私のオヤジの故郷、熊本県・天草で船釣りをしました。
もう3年ぶりになりますね。
今回は、イカスッテでのイカ釣り&エビでマダイ釣りの2本立て釣行です。
AM5:00に起床。(^.^;
息子と2人で親類の船長さんと船に乗り込みます。

↑いざ、出陣!
朝の海は気持ち良いですね。(^.^)
船で走ること15分ほど。
イカ釣りポイントに到着です。

↑竿やリールを使わない“一本釣り”です!(^.^)
“一本釣り”とは、手でアタリを取ったり、仕掛けを引き揚げる釣法です。
一般の竿で釣る船釣りとは全く違います。
まさしく、“漁師の釣り”ですね。

↑イカ釣りに使う擬似餌「スッテ」です。
私はスッテ3本仕掛けで開始です。
仕掛けを海中に投入!
水深は12~15mほどでしょうか?
着底後、仕掛けを上下に動かし、誘いをかけてイカがスッテに抱きつくのを待ちます。
このイカ釣り、なかなか難しいですね~。
イカが抱きつけば、当然、糸を持つ手に重みを感じるワケですが、その重みの微妙なこと・・・(^.^;
この重みが、単にオモリの重みなのかイカが抱きついた重みなのかの判断が難しいところです。
大型のイカや2杯のイカが同時に抱くとダイレクトに重さの変化が分かりますが、中・小型イカですと、素人では分かり辛いですね。
重いなぁ~と感じて仕掛けを引き揚げるのは良いのですが、そこは一本釣りです。
リールで巻くのではなく手でたぐり寄せなければならないので、これがなかなかの重労働・・・(^_^;)
おっ! 船長がイカを釣り上げ始めました!(;゜0゜)
イカの群れに当たったようです。
これはチャンス!(^.^)
誘いをかける指にジワ~ッと重みを感じました!(^^)
すかさず糸をたぐり寄せま~す。(^.^)
一定のペースで糸をたぐります。
変にカックンカックンと糸をたぐるとイカがカンナから外れてしまうからです。
お~、たぐる糸が重いですね~。
イカは確実にカンナに掛かってますよ~。(^∇^)
海の中を覗くと、スッテを抱くイカの姿が見えてきました。
墨を吐かせて、船の上に抜き上げます。

↑胴長30cm弱のケンサキイカが釣れました!(^_^)v
透き通るイカの姿は美しいですね。
これを見ることができるのは、釣り師の特権です。(^.^)
しかし、この後、アタリは遠のきイカ釣りは終了・・・(^.^;
お次は、マダイを狙ってポイント移動です。

↑仕掛けは2本針。エサは活きエビです。
タイ釣りもまた“一本釣り”です。
イカ釣りで誘いを掛けまくって疲れた腕が辛い・・・(T_T)
船長の合図で仕掛けを投入です。
着底と共に底を切り、約半ヒロほど仕掛けを上げます。
その後は、仕掛けをゆっくり上下して誘いをかけます。
ゴゴッ! コツコツ! 糸を掛ける人差し指に魚信が!(;゜0゜)
すかさず糸をサッ!と引き、アワセを入れます。
たぐる糸から小気味良いピクピクとした引きを感じながら糸をたぐっていきます。
来た来た! 魚の姿が海中に見えてきました。

↑ガラカブが釣れました!(^.^)
ガラカブとは、関東ではカサゴ、関西ではガシラ、九州では一般にアラカブと呼ばれている根魚です。
天草地方では、広くガラカブの名前で呼ばれています。
寿司屋では高級ネタとして知られている魚ですね。
この後、20~25cmの良型ガラカブが入れ食い状態に・・・(^.^;
う~ん、できればマダイが釣れて欲しいところですが・・・(^_^;)
船長は流石です。
ガラカブの猛攻をかわしてマダイをポンポン釣っています。
これは完全に腕の差ですね。f(^^;)

↑船長の釣ったマダイです。
サイズは30cmほどの塩焼きサイズです。
釣った直後のマダイは美しいですね。
綺麗なピンク色の魚体。
所々、ムラサキの斑点が見えます。
まさに、魚の王様です!(^.^)
私の指にグググッ!と明らかにガラカブではない魚信が!w(゚o゚)w
たぐる糸が重いですよ~。
これはマダイが来たのでしょうか??
んっ!? 何だかカラフルな魚が見えてきましたね~。(^.^)

↑ブダイが釣れました!(^.^;
40cmほどのブダイです。
刺身ではダメですが、煮付けると美味しい魚ということで天草では一般的な魚です。
南方系の魚は、魚体がカラフルでとてもキレイですね。(^.^)
船長の判断で潮が悪くなったということでタイ釣りも終了。
結局、私は目標のマダイは釣れず・・・(^.^;
AM10:30、港へ帰還しました。

↑本日の釣果です。
イカ6杯(私の釣果は1杯のみ)。マダイ6尾。ガラカブ22尾(20尾近くは私の釣果・・・f(^^;))。ブダイ2尾。
息子は、イカやマダイをタモで掬うお仕事を完璧にこなしました。
一本釣りは、まだウチの息子には難しかったですね。
しかし、釣り上げた魚の美しさに感動していましたよ。
船酔いもせず、船上で握り飯をバクバク食らうほどの余裕を見せていました。
息子は船釣りは大丈夫ですね。(^.^)

↑イカは帰港まで生かしておいて、食べる直前にさばいて刺身になりました。
イカの身の甘さ、ゲソのコリコリとした歯ごたえ(もちろん、吸盤が口の内側に吸い付きます!(^^;))・・・最高に贅沢な昼食になりました。o(^∇^)o
お盆休みの帰省を利用して、私のオヤジの故郷、熊本県・天草で船釣りをしました。
もう3年ぶりになりますね。
今回は、イカスッテでのイカ釣り&エビでマダイ釣りの2本立て釣行です。
AM5:00に起床。(^.^;
息子と2人で親類の船長さんと船に乗り込みます。

↑いざ、出陣!
朝の海は気持ち良いですね。(^.^)
船で走ること15分ほど。
イカ釣りポイントに到着です。

↑竿やリールを使わない“一本釣り”です!(^.^)
“一本釣り”とは、手でアタリを取ったり、仕掛けを引き揚げる釣法です。
一般の竿で釣る船釣りとは全く違います。
まさしく、“漁師の釣り”ですね。

↑イカ釣りに使う擬似餌「スッテ」です。
私はスッテ3本仕掛けで開始です。
仕掛けを海中に投入!
水深は12~15mほどでしょうか?
着底後、仕掛けを上下に動かし、誘いをかけてイカがスッテに抱きつくのを待ちます。
このイカ釣り、なかなか難しいですね~。
イカが抱きつけば、当然、糸を持つ手に重みを感じるワケですが、その重みの微妙なこと・・・(^.^;
この重みが、単にオモリの重みなのかイカが抱きついた重みなのかの判断が難しいところです。
大型のイカや2杯のイカが同時に抱くとダイレクトに重さの変化が分かりますが、中・小型イカですと、素人では分かり辛いですね。
重いなぁ~と感じて仕掛けを引き揚げるのは良いのですが、そこは一本釣りです。
リールで巻くのではなく手でたぐり寄せなければならないので、これがなかなかの重労働・・・(^_^;)
おっ! 船長がイカを釣り上げ始めました!(;゜0゜)
イカの群れに当たったようです。
これはチャンス!(^.^)
誘いをかける指にジワ~ッと重みを感じました!(^^)
すかさず糸をたぐり寄せま~す。(^.^)
一定のペースで糸をたぐります。
変にカックンカックンと糸をたぐるとイカがカンナから外れてしまうからです。
お~、たぐる糸が重いですね~。
イカは確実にカンナに掛かってますよ~。(^∇^)
海の中を覗くと、スッテを抱くイカの姿が見えてきました。
墨を吐かせて、船の上に抜き上げます。

↑胴長30cm弱のケンサキイカが釣れました!(^_^)v
透き通るイカの姿は美しいですね。
これを見ることができるのは、釣り師の特権です。(^.^)
しかし、この後、アタリは遠のきイカ釣りは終了・・・(^.^;
お次は、マダイを狙ってポイント移動です。

↑仕掛けは2本針。エサは活きエビです。
タイ釣りもまた“一本釣り”です。
イカ釣りで誘いを掛けまくって疲れた腕が辛い・・・(T_T)
船長の合図で仕掛けを投入です。
着底と共に底を切り、約半ヒロほど仕掛けを上げます。
その後は、仕掛けをゆっくり上下して誘いをかけます。
ゴゴッ! コツコツ! 糸を掛ける人差し指に魚信が!(;゜0゜)
すかさず糸をサッ!と引き、アワセを入れます。
たぐる糸から小気味良いピクピクとした引きを感じながら糸をたぐっていきます。
来た来た! 魚の姿が海中に見えてきました。

↑ガラカブが釣れました!(^.^)
ガラカブとは、関東ではカサゴ、関西ではガシラ、九州では一般にアラカブと呼ばれている根魚です。
天草地方では、広くガラカブの名前で呼ばれています。
寿司屋では高級ネタとして知られている魚ですね。
この後、20~25cmの良型ガラカブが入れ食い状態に・・・(^.^;
う~ん、できればマダイが釣れて欲しいところですが・・・(^_^;)
船長は流石です。
ガラカブの猛攻をかわしてマダイをポンポン釣っています。
これは完全に腕の差ですね。f(^^;)

↑船長の釣ったマダイです。
サイズは30cmほどの塩焼きサイズです。
釣った直後のマダイは美しいですね。
綺麗なピンク色の魚体。
所々、ムラサキの斑点が見えます。
まさに、魚の王様です!(^.^)
私の指にグググッ!と明らかにガラカブではない魚信が!w(゚o゚)w
たぐる糸が重いですよ~。
これはマダイが来たのでしょうか??
んっ!? 何だかカラフルな魚が見えてきましたね~。(^.^)

↑ブダイが釣れました!(^.^;
40cmほどのブダイです。
刺身ではダメですが、煮付けると美味しい魚ということで天草では一般的な魚です。
南方系の魚は、魚体がカラフルでとてもキレイですね。(^.^)
船長の判断で潮が悪くなったということでタイ釣りも終了。
結局、私は目標のマダイは釣れず・・・(^.^;
AM10:30、港へ帰還しました。

↑本日の釣果です。
イカ6杯(私の釣果は1杯のみ)。マダイ6尾。ガラカブ22尾(20尾近くは私の釣果・・・f(^^;))。ブダイ2尾。
息子は、イカやマダイをタモで掬うお仕事を完璧にこなしました。
一本釣りは、まだウチの息子には難しかったですね。
しかし、釣り上げた魚の美しさに感動していましたよ。
船酔いもせず、船上で握り飯をバクバク食らうほどの余裕を見せていました。
息子は船釣りは大丈夫ですね。(^.^)

↑イカは帰港まで生かしておいて、食べる直前にさばいて刺身になりました。
イカの身の甘さ、ゲソのコリコリとした歯ごたえ(もちろん、吸盤が口の内側に吸い付きます!(^^;))・・・最高に贅沢な昼食になりました。o(^∇^)o