2009年04月06日
『Ronde van Vlaanderen 2009』
自転車プロロードレースの話題です。
4/5、ベルギーで第93回、ロンデ・ファン・フラーンデレン(フランス語で、ツール・デ・フランドル)が開催されました。
コースは、ベルギーはフランドル地方が舞台。
ブルージュをスタートし、ニノヴェーへゴールする260kmです。
RVVのコースマップは★こちら★からどうぞ。
RVVのコースプロファイルは★こちら★からどうぞ。
ロンデ・ファン・フラーンデレンの特徴は、コース途中に儲けられた16ヶ所の激坂です。
ベルギーには高い山はありませんが、起伏に富んだ丘陵地帯には距離は短いものの、激坂があちらこちらに存在しています。
その激坂をコースに織り込んでいるロンデ・ファン・フラーンデレンは、クラシックレースの中でもスタミナ、登坂力、テクニックが要求される最高峰のレース。
あまりにも勾配が急なので、プロ選手でも自転車から降りて、自転車を押しながら駆け上る場面が見られる数少ないレースでもあります。
その中でも、有名なのが「カペル・ミュール」と呼ばれる激坂です。
不規則に石が埋め込まれた石畳に、最大勾配率20%の激坂が選手達を待ち受けます。
レース終盤に設定された難易度5つ星の激坂は、過去、数々のドラマを生み出してきました。
さて、今年はどうなるのか・・・??(^.^)
今年のレースは、この難所、カペル・ミュールで大きく展開しました。
カペル・ミュール手前で、先頭を逃げるのは4人の選手。
S・デヴォルデル(クイック・ステップ)、S・シャヴァネル(クイック・ステップ)、M・クインツァート(リクイガス)、P・ファンヘッケ(トップスポルト・フラーンデレン)。
この4人が、カペル・ミュールの上りへ突入します。
カペル・ミュールの模様は、↓You Tubeでどうぞ。
デヴォルデルがMAX20%の激坂を素晴らしいスピードでクリアー!
他の3人はデヴォルデルに付いていけずに失速・・・。
それにしても力強いデヴォルデルのペダリング。
ペダルを漕ぐというより、ガシッ!ガシッ!と踏み付けるようなペダリングですね。(^.^)
ここからゴールまでの約18kmをデヴォルデルの一人旅が始まります。
快調に逃げるデヴォルデル。
もう誰も寄せ付けない強さです。(^.^)
ゴールまでラスト1kmの映像を↓でどうぞ。
完勝とも言えるデヴォルデルの勝利です。
最大の難所をアタックポイントにして、逃げて勝ちました。
この“逃げて勝つ”は、ロードレースの王道中の王道!
この勝ち方が、最も強く、最も美しい勝ち方だと私は思います。(^.^)
昨年に続いて、デヴォルデルがロンデ・ファン・フラーンデレン2連覇を達成。
いや~、強い! 強すぎるデヴォルデルです。
このデヴォルデル勝利の裏で、デヴォルデルのチームメイト達の働きを忘れてはいけません。
デヴォルデルが逃げた後、後続のチームメイト、シャヴァネルが、追うクインツァートを後ろでピタリとマークして、デヴォルデルを追わせないように動いていました。
チームメイトのアシストを受けての勝利だったことも重要な要素だと思います。
次のクラシックレースは、フランスで行なわれる「パリ~ルーべ」です。
別名、「北の地獄」と呼ばれ、悪路の石畳セクションをいくつも走らなければならない厳しいコースとなっています。
落車、パンク、様々なマシントラブルが絶えず起こる大変過酷なこのレースには、“クラシックレースの女王”の称号が与えられています。
女王が微笑む選手が誰になるのか?・・・楽しみなところです。(^.^)
4/5、ベルギーで第93回、ロンデ・ファン・フラーンデレン(フランス語で、ツール・デ・フランドル)が開催されました。
コースは、ベルギーはフランドル地方が舞台。
ブルージュをスタートし、ニノヴェーへゴールする260kmです。
RVVのコースマップは★こちら★からどうぞ。
RVVのコースプロファイルは★こちら★からどうぞ。
ロンデ・ファン・フラーンデレンの特徴は、コース途中に儲けられた16ヶ所の激坂です。
ベルギーには高い山はありませんが、起伏に富んだ丘陵地帯には距離は短いものの、激坂があちらこちらに存在しています。
その激坂をコースに織り込んでいるロンデ・ファン・フラーンデレンは、クラシックレースの中でもスタミナ、登坂力、テクニックが要求される最高峰のレース。
あまりにも勾配が急なので、プロ選手でも自転車から降りて、自転車を押しながら駆け上る場面が見られる数少ないレースでもあります。
その中でも、有名なのが「カペル・ミュール」と呼ばれる激坂です。
不規則に石が埋め込まれた石畳に、最大勾配率20%の激坂が選手達を待ち受けます。
レース終盤に設定された難易度5つ星の激坂は、過去、数々のドラマを生み出してきました。
さて、今年はどうなるのか・・・??(^.^)
今年のレースは、この難所、カペル・ミュールで大きく展開しました。
カペル・ミュール手前で、先頭を逃げるのは4人の選手。
S・デヴォルデル(クイック・ステップ)、S・シャヴァネル(クイック・ステップ)、M・クインツァート(リクイガス)、P・ファンヘッケ(トップスポルト・フラーンデレン)。
この4人が、カペル・ミュールの上りへ突入します。
カペル・ミュールの模様は、↓You Tubeでどうぞ。
デヴォルデルがMAX20%の激坂を素晴らしいスピードでクリアー!
他の3人はデヴォルデルに付いていけずに失速・・・。
それにしても力強いデヴォルデルのペダリング。
ペダルを漕ぐというより、ガシッ!ガシッ!と踏み付けるようなペダリングですね。(^.^)
ここからゴールまでの約18kmをデヴォルデルの一人旅が始まります。
快調に逃げるデヴォルデル。
もう誰も寄せ付けない強さです。(^.^)
ゴールまでラスト1kmの映像を↓でどうぞ。
完勝とも言えるデヴォルデルの勝利です。
最大の難所をアタックポイントにして、逃げて勝ちました。
この“逃げて勝つ”は、ロードレースの王道中の王道!
この勝ち方が、最も強く、最も美しい勝ち方だと私は思います。(^.^)
昨年に続いて、デヴォルデルがロンデ・ファン・フラーンデレン2連覇を達成。
いや~、強い! 強すぎるデヴォルデルです。
このデヴォルデル勝利の裏で、デヴォルデルのチームメイト達の働きを忘れてはいけません。
デヴォルデルが逃げた後、後続のチームメイト、シャヴァネルが、追うクインツァートを後ろでピタリとマークして、デヴォルデルを追わせないように動いていました。
チームメイトのアシストを受けての勝利だったことも重要な要素だと思います。
次のクラシックレースは、フランスで行なわれる「パリ~ルーべ」です。
別名、「北の地獄」と呼ばれ、悪路の石畳セクションをいくつも走らなければならない厳しいコースとなっています。
落車、パンク、様々なマシントラブルが絶えず起こる大変過酷なこのレースには、“クラシックレースの女王”の称号が与えられています。
女王が微笑む選手が誰になるのか?・・・楽しみなところです。(^.^)
Posted by tsurucci★ at 18:34│Comments(0)
│自転車ロードレース
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