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2008年08月21日

『イカ&タイ釣り in 熊本・天草 vol.1』

早速、ナチュラムBLOGで初の釣行紀を書いてみました。

お盆休みの帰省を利用して、私のオヤジの故郷、熊本県・天草で船釣りをしました。
もう3年ぶりになりますね。

今回は、イカスッテでのイカ釣り&エビでマダイ釣りの2本立て釣行です。

AM5:00に起床。(^.^;
息子と2人で親類の船長さんと船に乗り込みます。

出船!

↑いざ、出陣!
朝の海は気持ち良いですね。(^.^)

船で走ること15分ほど。
イカ釣りポイントに到着です。

イカ釣り仕掛け

↑竿やリールを使わない“一本釣り”です!(^.^)

“一本釣り”とは、手でアタリを取ったり、仕掛けを引き揚げる釣法です。
一般の竿で釣る船釣りとは全く違います。
まさしく、“漁師の釣り”ですね。

スッテ

↑イカ釣りに使う擬似餌「スッテ」です。

私はスッテ3本仕掛けで開始です。
仕掛けを海中に投入!

水深は12~15mほどでしょうか?
着底後、仕掛けを上下に動かし、誘いをかけてイカがスッテに抱きつくのを待ちます。

このイカ釣り、なかなか難しいですね~。
イカが抱きつけば、当然、糸を持つ手に重みを感じるワケですが、その重みの微妙なこと・・・(^.^;

この重みが、単にオモリの重みなのかイカが抱きついた重みなのかの判断が難しいところです。
大型のイカや2杯のイカが同時に抱くとダイレクトに重さの変化が分かりますが、中・小型イカですと、素人では分かり辛いですね。

重いなぁ~と感じて仕掛けを引き揚げるのは良いのですが、そこは一本釣りです。
リールで巻くのではなく手でたぐり寄せなければならないので、これがなかなかの重労働・・・(^_^;)

おっ! 船長がイカを釣り上げ始めました!(;゜0゜)
イカの群れに当たったようです。
これはチャンス!(^.^)

誘いをかける指にジワ~ッと重みを感じました!(^^)

すかさず糸をたぐり寄せま~す。(^.^)

一定のペースで糸をたぐります。
変にカックンカックンと糸をたぐるとイカがカンナから外れてしまうからです。

お~、たぐる糸が重いですね~。
イカは確実にカンナに掛かってますよ~。(^∇^)

海の中を覗くと、スッテを抱くイカの姿が見えてきました。
墨を吐かせて、船の上に抜き上げます。

イカ

↑胴長30cm弱のケンサキイカが釣れました!(^_^)v

透き通るイカの姿は美しいですね。
これを見ることができるのは、釣り師の特権です。(^.^)

しかし、この後、アタリは遠のきイカ釣りは終了・・・(^.^;


お次は、マダイを狙ってポイント移動です。

タイ釣り仕掛け

↑仕掛けは2本針。エサは活きエビです。

タイ釣りもまた“一本釣り”です。
イカ釣りで誘いを掛けまくって疲れた腕が辛い・・・(T_T)

船長の合図で仕掛けを投入です。
着底と共に底を切り、約半ヒロほど仕掛けを上げます。
その後は、仕掛けをゆっくり上下して誘いをかけます。

ゴゴッ! コツコツ! 糸を掛ける人差し指に魚信が!(;゜0゜)

すかさず糸をサッ!と引き、アワセを入れます。

たぐる糸から小気味良いピクピクとした引きを感じながら糸をたぐっていきます。

来た来た! 魚の姿が海中に見えてきました。

ガラカブ

↑ガラカブが釣れました!(^.^)

ガラカブとは、関東ではカサゴ、関西ではガシラ、九州では一般にアラカブと呼ばれている根魚です。
天草地方では、広くガラカブの名前で呼ばれています。
寿司屋では高級ネタとして知られている魚ですね。

この後、20~25cmの良型ガラカブが入れ食い状態に・・・(^.^;

う~ん、できればマダイが釣れて欲しいところですが・・・(^_^;)

船長は流石です。
ガラカブの猛攻をかわしてマダイをポンポン釣っています。
これは完全に腕の差ですね。f(^^;)

マダイ

↑船長の釣ったマダイです。
サイズは30cmほどの塩焼きサイズです。

釣った直後のマダイは美しいですね。
綺麗なピンク色の魚体。
所々、ムラサキの斑点が見えます。
まさに、魚の王様です!(^.^)

私の指にグググッ!と明らかにガラカブではない魚信が!w(゚o゚)w

たぐる糸が重いですよ~。
これはマダイが来たのでしょうか??

んっ!? 何だかカラフルな魚が見えてきましたね~。(^.^)

ブダイ

↑ブダイが釣れました!(^.^;

40cmほどのブダイです。
刺身ではダメですが、煮付けると美味しい魚ということで天草では一般的な魚です。
南方系の魚は、魚体がカラフルでとてもキレイですね。(^.^)

船長の判断で潮が悪くなったということでタイ釣りも終了。
結局、私は目標のマダイは釣れず・・・(^.^;

AM10:30、港へ帰還しました。

釣果

↑本日の釣果です。
イカ6杯(私の釣果は1杯のみ)。マダイ6尾。ガラカブ22尾(20尾近くは私の釣果・・・f(^^;))。ブダイ2尾。

息子は、イカやマダイをタモで掬うお仕事を完璧にこなしました。
一本釣りは、まだウチの息子には難しかったですね。

しかし、釣り上げた魚の美しさに感動していましたよ。
船酔いもせず、船上で握り飯をバクバク食らうほどの余裕を見せていました。
息子は船釣りは大丈夫ですね。(^.^)

イカ

↑イカは帰港まで生かしておいて、食べる直前にさばいて刺身になりました。
イカの身の甘さ、ゲソのコリコリとした歯ごたえ(もちろん、吸盤が口の内側に吸い付きます!(^^;))・・・最高に贅沢な昼食になりました。o(^∇^)o




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この記事へのコメント
はじめまして。
書かれてから長い時間がたっていますが、気になったのでコメントさせていただきます。
ブダイが釣れたと書かれていますが、これはイラではないでしょうか?
もしかすると、方言でブダイと言うのかもしれません。
ちょっと気になったものですから書かせていただきました。
それでは失礼します。
Posted by とむ at 2008年11月24日 08:24
>とむさん

はじめまして。

コメント、ありがとうございます。

ご指摘いただきました魚の名称ですが、この地元(天草の牛深)では「クサブ」(?)と呼ばれる魚のようです。
本州ではブダイと呼ばれているのでは??・・・という船長さんのお話しでしたので、ブダイと記載しました次第です。(^.^)

魚の名称は、その土地その土地で同じ魚でも様々な名称で呼ばれていますので、なかなか難しいですね。(^.^;

とむさんがご存知のイラという呼び方は、同じ九州での呼び名なのでしょうか?

私の住んでいる地域では見ない魚なのですが、魚体がボテッ!として、パステル調のとてもきれいな魚でした。
煮付けで最高に美味しかった魚ですね。(^.^)
Posted by tsurucci★tsurucci★ at 2008年11月25日 19:02
こんばんは。
確かに地方名は難しいですね。
イラという魚ですが、実際に和名としている魚です。
http://www.zukan-bouz.com/bera/bera/ira.html
わかりやすいページをお貼りします。
こちらはブダイです。
http://www.zukan-bouz.com/bera/budai/budai.html
地元ではどちらの魚も釣れないんです。(TT)
遠方に釣りに行ったときにブダイを釣ったことがありますが、イラは見たことがないので目にとまった次第です。
Posted by とむ at 2008年11月25日 22:12
>とむさん

こんばんは。

ご紹介いただいたURLでイラとブダイを拝見しました。

なるほど、おっしゃる通り、ブダイといういうよりイラの方が似ていますね。
いろいろと勉強になります。
ご指摘いただきまして、ありがとうございます。m(_ _)m

私が住んでいる大阪湾周辺ではブダイもイラも釣れない魚ですし、和歌山の南端、南紀まで行ってもいるのかどうか・・・。
九州にいる南方系の魚は独特なカラーをしていますので、見ていても楽しいですね。

イラは、また機会があったら釣ってみたい魚です。
結構、マダイのようにガンガン引いて楽しいですよ。(^.^)
Posted by tsurucci★tsurucci★ at 2008年11月26日 19:42
普段釣れない魚を釣るっていいですね。
それがさらに大きければ言うことなしです!
Posted by とむ at 2008年11月28日 04:48
>とむさん

こんばんは。

普段見慣れない魚を釣るのも、また楽しいですよね。(^.^)

今度、九州へ行くときは自分の知らない未知の魚を釣ってみたいです。
Posted by tsurucci★tsurucci★ at 2008年11月29日 00:59
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