2009年02月25日
『福井の水洋かん』

普通、“水洋かん”は夏の暑い時期に食べるお菓子ですね。
しかし、福井県では、なぜか冬に水洋かんを食べる習慣がありまして、家族でこたつに入りながら食べるそうです。
福井の水洋かんは、11月~3月の冬期限定販売です。
先日、TV番組の「秘密のケンミンSHOW」でも紹介されていました。
どうして福井県で冬に水洋かんを食べるようになったのか?・・・というのは諸説ありますが、その昔、福井から関西へ奉公に出ていた丁稚(でっち)さんが、お正月休みに実家へ帰省する際に、店の主人からお土産に洋かんをいただいたそうです。
甘いお菓子など、なかなか食べられなかった時代ですから、丁稚さんは実家へ洋かんを持ち帰り、その洋かんを水で延ばし、皆で食べた・・・というお話しがあります。
なるほど、それで水洋かんを冬に食べるようになったワケですね~。

↑紙のパッケージが、そのまま水洋かんの容器になっています。
箱の中に、水洋かんが薄く入れられています。
この水洋かんですが、喉越しも良く、とても食べやすいですね。
甘さもしつこくなく、あっさりと食べられますので、洋かんや甘いモノが嫌いな方も大丈夫だと思いますよ。(^.^)
材料は、小豆、砂糖、黒砂糖、寒天のみと、いたってシンプル。
とても水々しい洋かんで、水洋かんというよりも、ゼリーを食べているかのような感覚になります。
冬の福井土産には、是非、水洋かんをどうぞ。(^.^)
上記画像の私のお気に入り、「えがわの水洋かん」はこちらのHPからどうぞ。