2008年09月08日
『2本竿?、3本竿? あるタチウオ釣りの場面にて・・・』
タチウオ釣りの季節になっていつも感じることなんですが・・・。
「1人の釣り人が、竿を同時に2本出したり、3本出したりすることに有効性はあるのか?」
・・・ということです。
例えば、ウキ釣りで1本竿を出してタチウオを狙い、足元に捨て竿のブッコミ仕掛けでアナゴや根魚などを狙うというのであれば理解できる部分はあります。
また、投げ釣りで竿を3本出すことで広範囲を探る釣りというのも理解できます。
(投げ釣りはスローな釣りですし・・・。)
私はエギングやワインドと、最近はルアー系の釣りをすることが多いですが、もちろんエサ釣りもします。
タチウオもワインドばかりでなく、キビナゴをエサにしたエサ釣りもします。
ウキ釣りの場合、1本竿で手返しを早くして効率良く攻めた方が、結果的に2~3本竿を出すより釣り上げる魚の数は多くなると思うのですが・・・。
“急がば回れ”ということだと考えます。
2本以上竿を出すということは、注意力は1/2になりますし、3本も出せば注意力は1/3になります。
それらを操る人間は一人だけですからね。
複数の仕掛けを同時に流すと、洞察力、集中力が分散することでそれぞれが低下します。
仕掛けの打ち返しなどの動作がワンテンポ、ツーテンポ遅れます。
また、よくあるパターンが、どうしても仕掛けを流し過ぎになることが多いということですね。
ウキがお隣りの釣り人の前を通過してもお構いなし・・・。
これはマナーという点でもいただけません。
仕掛けの流し過ぎによる、隣人とのオマツリなどのトラブルも起こります。
特に混雑する釣り場では起こりやすいトラブルです。
このようなリスク管理という点からも、複数本の竿出しというのは、トラブルによる時間的ロスの可能性が大きくなるということです。
また、広くない限られた釣り場で、複数の竿出しにより広いスペースを単独占拠する不届きな輩・・・。
これもまた、マナー違反も甚だしい・・・。
(実際に、泉南某漁港で3本の竿を出して、堤防先端から15mほどを単独占拠していたタチウオ狙いの中高年釣り師がいました。)
考えれば考えるほど、1本竿で勝負する方が有効だと思いますね。
釣りの上手い人ほど、仕掛けの回収→エサのチェックorエサの付け替え→仕掛け投入の一連の動作に無駄な動きがありません。
それに加えて、ウキ下の変更。ハリ、ハリスの号数変更など状況に応じて素早く適切に判断し、スムーズに仕掛けを交換するなどの対処を行います。
動作効率を上げ、洞察力・想像力をフルに働かす集中力の釣り。
言い換えますと、“質の高い釣り”をされていると私自身は拝見しております。
1人の人間が釣りの“質”を高めようとするなら、やはり“竿は1本”が妥当だと思います。
タチウオがたくさん釣れればうれしいです。
しかし、果たして竿を複数本出すことが本当にたくさん釣り上げることに繋がるのか・・・??
それぞれの釣り人の主義・哲学になると思いますが、私は「竿は1本で勝負!」が最も理にかなっていると考えています。
「1人の釣り人が、竿を同時に2本出したり、3本出したりすることに有効性はあるのか?」
・・・ということです。
例えば、ウキ釣りで1本竿を出してタチウオを狙い、足元に捨て竿のブッコミ仕掛けでアナゴや根魚などを狙うというのであれば理解できる部分はあります。
また、投げ釣りで竿を3本出すことで広範囲を探る釣りというのも理解できます。
(投げ釣りはスローな釣りですし・・・。)
私はエギングやワインドと、最近はルアー系の釣りをすることが多いですが、もちろんエサ釣りもします。
タチウオもワインドばかりでなく、キビナゴをエサにしたエサ釣りもします。
ウキ釣りの場合、1本竿で手返しを早くして効率良く攻めた方が、結果的に2~3本竿を出すより釣り上げる魚の数は多くなると思うのですが・・・。
“急がば回れ”ということだと考えます。
2本以上竿を出すということは、注意力は1/2になりますし、3本も出せば注意力は1/3になります。
それらを操る人間は一人だけですからね。
複数の仕掛けを同時に流すと、洞察力、集中力が分散することでそれぞれが低下します。
仕掛けの打ち返しなどの動作がワンテンポ、ツーテンポ遅れます。
また、よくあるパターンが、どうしても仕掛けを流し過ぎになることが多いということですね。
ウキがお隣りの釣り人の前を通過してもお構いなし・・・。
これはマナーという点でもいただけません。
仕掛けの流し過ぎによる、隣人とのオマツリなどのトラブルも起こります。
特に混雑する釣り場では起こりやすいトラブルです。
このようなリスク管理という点からも、複数本の竿出しというのは、トラブルによる時間的ロスの可能性が大きくなるということです。
また、広くない限られた釣り場で、複数の竿出しにより広いスペースを単独占拠する不届きな輩・・・。
これもまた、マナー違反も甚だしい・・・。
(実際に、泉南某漁港で3本の竿を出して、堤防先端から15mほどを単独占拠していたタチウオ狙いの中高年釣り師がいました。)
考えれば考えるほど、1本竿で勝負する方が有効だと思いますね。
釣りの上手い人ほど、仕掛けの回収→エサのチェックorエサの付け替え→仕掛け投入の一連の動作に無駄な動きがありません。
それに加えて、ウキ下の変更。ハリ、ハリスの号数変更など状況に応じて素早く適切に判断し、スムーズに仕掛けを交換するなどの対処を行います。
動作効率を上げ、洞察力・想像力をフルに働かす集中力の釣り。
言い換えますと、“質の高い釣り”をされていると私自身は拝見しております。
1人の人間が釣りの“質”を高めようとするなら、やはり“竿は1本”が妥当だと思います。
タチウオがたくさん釣れればうれしいです。
しかし、果たして竿を複数本出すことが本当にたくさん釣り上げることに繋がるのか・・・??
それぞれの釣り人の主義・哲学になると思いますが、私は「竿は1本で勝負!」が最も理にかなっていると考えています。
Posted by tsurucci★ at 18:26│Comments(2)
│エサ釣り
この記事へのコメント
毎度です~
いや~同感ですね!
タチウオ狙いの浮き(仕掛け)、平気で流してきますね!
ヤエン師も4本5本と出して、アジがとんでもない所、
泳いでたりします。
ですんで、投げたくても投げれない、入りたくても入れないってことが、
おーおにしてあります。
私も、エギング始める前は、投げ釣りしてました。
初夏から晩秋は、1本竿で充分です。
複数出すと、反って針のみや空針になりやすかったです。
やっぱり公共の場なんで、皆で楽しくやりたいもんですわ~
エサ師、疑似餌師関係なくね!!(笑)
いや~同感ですね!
タチウオ狙いの浮き(仕掛け)、平気で流してきますね!
ヤエン師も4本5本と出して、アジがとんでもない所、
泳いでたりします。
ですんで、投げたくても投げれない、入りたくても入れないってことが、
おーおにしてあります。
私も、エギング始める前は、投げ釣りしてました。
初夏から晩秋は、1本竿で充分です。
複数出すと、反って針のみや空針になりやすかったです。
やっぱり公共の場なんで、皆で楽しくやりたいもんですわ~
エサ師、疑似餌師関係なくね!!(笑)
Posted by テツ at 2008年09月09日 01:08
>テツさん
こんばんは。
お返事が遅れまして、申し訳ありません。
ナチュブロがメインテナンスで、書き込みができませんでしたもので・・・m(_ _)m
テツさんのおっしゃるような出来事は、私もよく経験してきましたよ。
秋の夕マズメ、タチウオ釣りは大変です・・・(+_+)
複数本の竿出しは、兵突や食コンなど混雑している釣り場ではマナー違反ですよね。
エサ釣りはノンビリしているイメージがありますが、仕掛けの打ち返し、エサのチェック&交換、誘いをかけて・・・と、案外、忙しいものだと思います。
ただ単にウキとニラメッコしているワケではありませんし・・・。
投げ釣りも、仕掛けをサビキながら、竿で魚信を感じ取らなければなりませんよね。
2本以上竿を出す方が、逆に非効率だと思います。
おっしゃる通り、みんなで仲良く釣りをしたいですよね!
そんな環境作りは、お互いの気持ち良いマナー遵守とコミュニケーションだと思います。(^.^)
こんばんは。
お返事が遅れまして、申し訳ありません。
ナチュブロがメインテナンスで、書き込みができませんでしたもので・・・m(_ _)m
テツさんのおっしゃるような出来事は、私もよく経験してきましたよ。
秋の夕マズメ、タチウオ釣りは大変です・・・(+_+)
複数本の竿出しは、兵突や食コンなど混雑している釣り場ではマナー違反ですよね。
エサ釣りはノンビリしているイメージがありますが、仕掛けの打ち返し、エサのチェック&交換、誘いをかけて・・・と、案外、忙しいものだと思います。
ただ単にウキとニラメッコしているワケではありませんし・・・。
投げ釣りも、仕掛けをサビキながら、竿で魚信を感じ取らなければなりませんよね。
2本以上竿を出す方が、逆に非効率だと思います。
おっしゃる通り、みんなで仲良く釣りをしたいですよね!
そんな環境作りは、お互いの気持ち良いマナー遵守とコミュニケーションだと思います。(^.^)
Posted by tsurucci★
at 2008年09月10日 18:54

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