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Posted by naturum at

2009年07月01日

『ツール・ド・フランス 2009』




久しぶりに、自転車ロードレースの話題です。(^.^)

今年もツール・ド・フランスの季節がやって来ました。
1年で最も暑いフランス全土を走り切る、1年で最も熱い自転車レースです。


今年のツールは、7/4、モナコにて個人タイムトライアルでスタートします。
その後、フランス南部を地中海沿いに進み、国境を越えて、スペインに入りバルセロナへ。
そして、フランスとスペインに挟まれた小国、アンドラに入るステージから、ピレネー山岳ステージに突入です。

3つのピレネー山岳ステージ終了後、飛行機でリモージュへ移動。
フランス中部を横断して、ドイツ国境の街、コールマールへ。
その後、南下してアルプス山岳ステージが始まります。

アルプス山岳ステージは、フランス→スイス→イタリア→フランスと、3ヶ国を巡ります。

アンシーで個人タイムトライアルを行い、最終日前日に“死の山”モンヴァントゥーの頂上ゴールが待ち受けます。
最後の激闘が見られるはずで、’09ツールのクライマックスを迎えます。

TGVで移動して、7/26の最終ステージは、パリ・シャンゼリゼへゴール。
23日間(休息日の2日間を含む)、3500kmの長い長いレースです。


コース紹介の映像を↓こちらでどうぞ。





全行程をザッと見ると、個人タイムトライアルが2回。チームタイムトライアルが1回と、タイムトライアルの総延長距離は、さほど長くありません。

ピレネー山岳ステージも、第7ステージのバルセロナ~アンドラ・アルカリス(標高2240m)の頂上ゴールを除いては、第8・第9ステージも頂上ゴールではありません。
ピレネーの戦いは、ブエルタ・ア・エスパーニャ(スペイン1周レース)でも度々登場する、アルカリスの上りゴールがカギを握りそうです。

アルプス山岳ステージは、第15ステージ、ポンタリエ~ヴェルビエ(スイス)から突入します。
まずは、ヴェルヴィエの上りゴールが重要でしょう。

第16ステージ、マルテニ(スイス)~ブール・サン・モーリス(フランス)では、2つの大きな峠を越えますね~。
コル・デュ・グラン・サン・ベルナール(標高2473m)とコル・デュ・プチ・サン・ベルナール(標高2188m)のそれぞれ20km以上上り坂が続く、長~い上り2連発です。

第17ステージ、ブール・サン・モーリス~ル・グラン・ボルナンでは、カテゴリー1級の峠を4つ。カテゴリー2級の峠を1つ越える、上ったり・下ったりの厳しいコースですね。

アルプス山岳ステージに頂上ゴール設定は少ないですが、代わりに、最終日前日の第20ステージにモンヴァントゥーの頂上ゴールが組み込まれています。

標高1912mのモンヴァントゥーは、木が一本も生えていない山というその風貌から、別名“死の山”と称されます。
上りの距離21.1km。平均勾配7.6%と、選手達には最後の試練となることでしょう。
特に、ゴール直前の激坂を必死に上る選手の姿が、今年も見られそうですね。(^.^)

最後の最後でモンヴァントゥーが登場することで、総合優勝争いがもつれた際には、とてもエキサイティングな展開になると思います。
モンヴァントゥーで劇的なドラマが生まれるかもしれません。(^∇^)


総合優勝争いが、とても楽しみですね~。

優勝候補筆頭は、A・コンタドール(アスタナ)ではないでしょうか?

’07ツールで総合優勝したコンタドール、’08はツール主催者のA.S.O.がアスタナのツール参加を認めなかったため、不出場。
しかし、ジロ・デ・イタリアとブエルタ・ア・エスパーニャで総合優勝し、その実力を見せつけてくれました。
タイムトライアルにも強く、山岳も走れるというオールラウンドにこなせる強みがあります。

昨年、総合優勝したC・サストレ(サーヴェロ テストチーム)は、タイムトライルをいかに走れるかが肝でしょう。
山岳の強さは、昨年を見れば納得ですが・・・。

今年のジロ・デ・イタリアで総合優勝したD・メンショフ(ラボバンク)は、モチベーションの関係で、ツールで総合優勝するのは難しいかと・・・??
もし、ツールで総合優勝すれば、ダブルツール達成となるのですけど、現実はかなり厳しいと思います。

久しぶりに現役復帰した、L・アームストロング(アスタナ)も難しいでしょうね。
5月に行なわれたジロでも、パッとしない走りでしたし・・・。
彼自身、前人未到のツール7連覇という大記録を持っていますが、若手の台頭に付いて行くのがやっとでしょう。


・・・そこで・・・。


私の当たらない総合優勝予測ですが・・・。


ズバリ、コンタドールで決定!!

コンタドールの総合力の高さが目立ちますね~。(^.^)


個人的には、F・シュレック(チーム サクソバンク)とA・シュレック(チーム サクソバンク)のシュレック兄弟とF・カンチェッラーラ(チーム サクソバンク)のチーム サクソバンク・トリオとC・エヴァンス(サイレンス・ロット)が見せ場を作って、活躍してくれそうに思います。


そして、日本人としてうれしいのは、2人の日本人レーサーがツールに出場することですね。
新城幸也(Bboxブイグテレコム)と別府史之(スキル・シマノ)の2人です。

日本人がツールに出場するのは、1996年以来、13年ぶりです。
’96ツールには、現在、自転車レースの解説をしている「今中大介氏」が日本人では始めての出場でした。
残念ながら、完走できずに途中リタイヤに終わりましたが・・・。

新城、別府、両選手とも、レースの中で自分が何をしなければならないのかをよく理解しているレーサーですし、ヨーロッパでのレース経験もありますので、ツールでの日本人の活躍を見てみたいですね。
平坦ステージのアタックには、積極的に加わって欲しいものです。(^.^)


いよいよ、ツールのグラン・デパール(スタート)まで、あと3日!

灼熱のフランスで行なわれる激闘が楽しみです♪(^∇^)  


Posted by tsurucci★ at 19:33Comments(0)自転車ロードレース